現在、さまざまな業界で人材不足となっています。
IT業界も例外ではなく、2016年に公表された経済産業省のレポートによると、2030年には約50万人のIT技術者が不足するという推計が出ています。
ちなみに最悪のケースを想定した場合、不足するIT技術者は約80万人です。
このような状況であるため、IT系職種であるプログラマーが活躍する場は非常に多いです。
一方でAIの技術が進みプログラミングの自動化が進めば、プログラマーの仕事が少なくなるとも言われています。
確かにAI技術が進化すれば、仕様書の設計どおりにコーディングを行うだけのプログラマーは仕事が減る可能性が高いです。
では、AIが発展してもプログラマーとして活躍するにはどうすれば良いのでしょうか?
まず必要なのはAIでは代替できない、クリエイティブな領域のスキルを伸ばすことです。
クリエイティブな領域のスキルとは課題を発見し、解決する能力です。
コーディングなどの単純作業はAIに代わる可能性が高いですが、そのAIを管理する人材も必要となります。
そしてAIによって自動的に作られたシステムを分析し、課題を発見・解決する能力を持つ人材は重宝されるでしょう。
また、常に最新の情報を把握する向上心も求められます。
IT業界は変化のスピードが速く、次々に新しい技術や新サービスが登場するので、同じことを続けていたら淘汰されてしまいます。
そのため常に最新の情報を追い、時には新しいプログラミング言語を習得する向上心が必要です。
これから目指す場合は、まずはプログラミングへの理解を深め、活躍できる現場を知ることで、最も近道となるプログラマーの仕事の目指し方が明確になってくることでしょう。